原発について考える - ミツバチの羽音と地球の回転
- 2010.10.26 Tuesday
- 21:16
週末つくばのNちゃんのところへ行ってきました。
というのも、彼女がやっているエコ活動「千年先の未来 ツクろーかる」の活動で、
日本の原子力発電所=原発について問うたドキュメンタリー映画、
「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会のスタッフとして参加する為です。
瀬戸内海に位置する祝島の人々の30年に及ぶ反原発運動を軸に、
自然と人間の共存のあり方、これから先も持続可能な地球であるように、
どうやって生きていけばよいのか、
その先端例が、スウェーデンのある村が行ったオルタナティブエネルギーの生産方法。
こちらも祝島と対比して取材されています。
この監督は女性で、NHKのディレクターもされていたという鎌仲ひとみさん。
上映会の合間に講演会、そして終了後は交流会などで、彼女と触れ合うことが出来ました。
本当にえらぶらず気さくで明るくて、それでいて頭の回転の良い素敵な女性でした。
そしてこの「ツクろーかる」のスタッフのメンバーさん。
筑波大の学生さんから社会人まで色々ですが、皆信念がありながらも
協調性もあり、本当に素晴らしいと思いました。
特に学生さん達も若いのにしっかりと色々な事を考えていて感心しました。
日本の未来も捨てたものじゃないかな、と安心すらしました。
正直、非常にもどかしさも残る映画ではあります。
知らないうちに洗脳されて、知らないうちに恐ろしい事が遠くで起こっています。
無知であることの怖さを感じました。
でも知ってしまったからには何かしら動かなければ。
これからも地球が生きていける場所であるように、我々の子孫のためにも、
今やらなければならない事が沢山あります。
我々に出来ることってなんなのだろう?
人間が自活して生きていくことの大切さを感じる映画でした。
社会に妥協していてはいけないなとつくづく思いました。
人間の寿命をきちんと全うする事の責任を感じました。
それぞれ感じる事は様々だと思います。
現在英語バージョンも準備中ということ。
世界中の人に見て考えてもらいたい映画です。
皆さんのお住まいの近くで見れるチャンスがあれば是非とも足を運んで欲しいと思います。
ミツバチの羽音と地球の回転オフィシャルサイト
http://888earth.net/index.html
上映スケジュール
http://888earth.net/trailer.html
鎌仲ひとみ監督
映画と同時開催されたイスラエル人アーティスト
ダフネさんの展覧会。彼女のテーマも地球です。